top of page

当社のお茶の成分(清水茶)    まめ知識 緑茶に含まれる成分の効能

水分・・・・・・1.23%

全室素・・・・・4.46%

総繊維・・・・・23.16%

カフェイン・・・2.21% (大脳神経を興奮させる反対作用によって頭がスッキリします。記憶力の増進に役だちます。)

タンニン・・・・13.12%(アルコールを中和する力があります。解毒作用と整腸作用は便通を整えます。)

総アミノ酸・・・2.07%

テアニン・・・・1.00%

ビタミンC・・・0.27%(みかんの4~7倍のビタミンCを含みます。カロリー量はほとんどないのでダイエットに効果的です。)

 

アルコルピン酸は、可溶性糖分を吸収されないようにする力があります。

ガンの発生率を減少させたり、成人病や老化を防ぐ物質(ビタミンE、タンニン、ビタミンC、ビタミンP)などが緑茶には自然の形で含まれています。

手揉製茶の方法

原料生葉
生葉は肥培した均一の軟芽で、雨露芽を避け、貯蔵中にむれ気などのない、新鮮なものを使用します。

    

    蒸し 初めに、茶葉を蒸します。
       

       せいろうに生葉を均一に入れ、強力な蒸気を噴出しているこしきの上に置き、蓋をします。30秒程たって蒸気が吹き出

       し始めた ら蓋を取り、箸ですばやく茶葉をかき混ぜ、蒸気を均一に当て再び蓋をします。蓋をして数秒後、青臭が去っ

       て芳香の出始めたとき、蒸葉を冷却台にのせ、充分風を送って冷却します。

 

 

    下揉み 次に下揉みです。葉振るい、回転揉み、玉解きの三つの作業行程があります。

 

       ①葉振るい・・・・・目的は次の回転揉みをし易くするため30%程度の水分を減らす操作です。

               助炭上に散布した蒸葉を軽く拾い上げ、葉が重ならないように指先を巧みに

                                                   動かし50cmの高さから助炭全面に振るい落とします。

       ②回転揉み・・・・茶葉を手に握り、両腕を助炭一杯に伸ばして左右または襷掛けに敏速に転がします。

                 にじみ出る水分が殆どなくなり、小玉が出来始めるころ、水分は約50%程。

 

       ③玉解き・・・・・・回転揉みの際できる茶のかたまりを解きほぐす操作です。

              除々に力を緩めて左右に転がし、手使いを早めて指先を熊手形にしてかき混ぜ、

              揉切りにて解き終わり、助炭の外に取り出します。

    中上げ 水分の均一をはかります。
 

       助炭の外に取り出した茶を、浅い中火篭に薄くひろげて放熱し、水分の均一を図って仕上げ揉みを行い易くします。

 

 

     仕上揉み 職人の技がお茶の香りと味わいを引き出します。揉切り、転操揉み、こくりの三つの作業工程があります。


 

       ①揉切り・・・・・茶に撚れ形をつけつつ、乾かす操作で、手揉製法中の最も技巧を要する手使いです。

              茶を両手に挟んで小指と食指を締めて拳を前後に激しく擦り合わせ、茶が揉まれながら

                                           上下に飛び散るようにします。

 

       ②転操揉み・・助炭を利用して茶の形を整え、とくに針状に伸ばすことを目的とします。

             両手にて助炭の側面を押さえるように持ち、押し手と受け手を抱き合わ

             せるように振り動かしながら、

             押し手に力を加えて拳の中の茶が互いに触れ合って旋転する技法。

 

       ③こくり・・・・・茶の形を整え、光沢を出す、手揉み茶における妙技の見せ場です。

              拳中の茶に回転を与えつつ強く揉みます。それを助炭上に置き、葉ぞろいの手使いをするのですが、

              何千何万もの針のような茶が一糸乱れず流動するすばらしい技は、無形分化財にふさわしい美芸です。

 

 

 

    乾燥 最終工程です。

 
        揉みより低温の助炭上に薄く散布して乾燥します。水分量が約4%になるまで乾燥し、放冷却後貯蔵します。

bottom of page